夕暮れに

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<<   作成日時 : 2006/08/18 06:34   >>

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頬を濡らす遠い夕立ちの気配に
私は目覚めて
風は草原を、仄暗い葉叢を
音をたてて渡る

西の空、山の向こうには
黒々と大きくわだかまる雲の
膨らんでゆく、遥かな静けさ

吹き下ろす風の中を
漂う薄明の空を
群舞するアキアカネの震える翼たちに
弾かれた西陽の、最期の煌めき

波打つ葉叢にふわり、零れて
キンエノコロ草の穂にともる、小さな灯火

宵闇は私の中にも
灯火をともすように、満ちて来るから
風に向かい、西へ
私も草原の中を進もう

やがて来るであろう
夕立ちを待ちながら




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
夜雨さんの詩は、自然の中に身を置いているからこそ、綴られる言葉たちだと感じました。できるだけ自然を感じていたいと思うけれど、私はほんの少ししか、、、って思います。素敵な詩たちですね^^
natu
2006/08/28 12:05
夏さん、コメントありがとうございます♪自然との交感、は私の最大のテーマというか、全てはそこへ帰っていくというような思いを持っています。
夜雨
2006/08/29 05:10
そうですね。。どんなことがっても、街の中に居ても、ふわっと癒してくれるのは、自然なんですよねぇ。風だったり、草花だったり、空だったり、お天気だったり。。。自然との交感・・・・素敵なことで大切なことですよね^^*
natu
2006/08/29 08:29
夏さん、どうも♪人も自然の産物ですからね。無機的な世界と見えてもどこかでつながっています。つながりをたぐり寄せて、言葉に置き換えられればよいのですが・・・。
夜雨
2006/08/30 05:50
おはよう。人も自然の産物・・・そんなふうに考えたことなかったです。なるほど、、、どんなに便利な都会に住んでいても、自然が恋しくなるのはそういうことなんですね、、、。ここは盆地で、どこにいても山が見えます。山肌を撫でる風の通り道が見えます。幸せなことだと感じます。・v・
natu
2006/08/30 08:12
人類が生まれて数百万年、都会が生まれてせいぜい数千年、ですからね。自然を恋する本能的なものはあると思います♪
夜雨
2006/08/31 05:41

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